今更ながら購入して半年ほどJelly2をメイン端末として使用しましたので使用感をここに書き残していきます。
スペックなどはほかのサイトなどで山ほど載ってますので割愛します。
Jelly2は最高の端末
半年ほどメイン機種として使用しましたが結果的に最高の機種でした。
まずサイズ感が最高!そこそこ使えるこれほど小さなFelica対応のLTE端末はほかにありません。

そこそこ使えるミドルスペック。使用していてストレスを感じることはそれほどありませんでした。
動作も重い作業をしなければ基本はサクサク動作していました。
メイン端末に選んだ理由
そこそこの電池持ち(希望)とFelica対応の極小端末というところでメインでも使えるかもと思いました。
私は基本的に小さめの端末が好きなのですが、ハイスペックの端末も好きです。
これは永遠に相反する条件なのですがちょうどいい端末がなかなか見つからず。。。意外と同じような人は多いのでは?
そこで思い出したようにJelly2を購入しました。
交通系ICを使用することとその他諸事情でFelica対応は私の中で必須です。
同じような条件にRakuten miniがありますが電池持ちがあまりにも持たなさ過ぎてメインとしては使えませんでした。
そんな中2000mAhのバッテリーを乗せたこの端末なら戦えるのではと期待をもって購入しました。
しかも128GBのストレージ、DSDSに対応しているということで自分にとっては条件に合うものでした。
過去に選んだ端末
Jelly2に行きつくまでの端末遍歴を記します
Xperia arc→iPhone4s→iPhone5s→XperiaZ3Compact→Galaxynote3→
iPhone5c→XperiaSX→iPhone8Plus→iPhone12mini→Rakuten mini→Pixel7Pro→Rakuten Hand5G→Jelly2
こう見ると大きなサイズと小さなサイズでとても彷徨っています。
過去最高にデザイン質感サイズ感と良かったのはiPhone4sが最高でした。
大きな端末を選んでは
・ポケットからはみ出る
・重い
・操作しずらい
・値段も高い
と思い、小さな端末を選ぶと
・バッテリーが持たない
・スペックが低すぎる
とまたハイエンドの大きな端末へと戻り
何をしているんだろう。。。
過去に選んだ極小端末達
上記の小さな端末の中で特に極小なのが
・Xperia SX
・Rakuten mini
Xperia SXは
・電池が持たない
・まともに動かない
・OSのサポート的にも限界
といったところですぐに機種変更してしまいました。
Xperiaは過去の製品もそうですがソフトウェアのチューニングがいまいちなのかすぐにフリーズしてまともに使えませんでした。
Rakuten miniは薄くて軽くて小さくて最高だったのですが
・電池が持たない
・ストレージが32GB
・eSIMのみのシングルSIM
と絶妙に使えない仕様で手放しました。
この辺りの難点をスペック上クリアしているのがJelly2でした。
Jelly2の良いところ
小さい
これにつきます。とにかく小さくて厚みはありますがポケットに入れていても気になりません。
時にはちゃんとポケットに入っているかなとたまに確認するレベル。
ポケットの中で横向きになってちょっとだけ邪魔になるのは予想外でした。
片手での操作も余裕で、キーも思ったよりしっかり打てます。ただフリック入力は必須でしょうか。
通話もLINEも特に問題なく動作します。普通の作業であればサクサク動きます。着信音は大きめ。
Felicaに対応
Felicaがあるので基本的に決済系のサービスが利用できます。
電車をよく使うのでこれは選ぶうえで必須事項でした。
指紋認証に対応
画面が小さいのでパスコードを毎回打たなくてもロック解除できるのは最高でした。

裏面にあるので小さくてもあまり影響もなく使いやすかったです。
認証精度は正直微妙でしたが無いより全然よかったです。
DSDSに対応
自分は通話とデータ通信を分けて運用しているのでDSDS対応はとてもありがたいです。
第2SIMを使うとSDカードが使えなくなるのが難点ですが、この端末で大容量なファイルを扱うことがないので問題なし。
バーコード決済も一応対応
PayPayなどのQR決済も一応使用できます。
バーコードリーダーによっては少し読み取りずらかったりするものもありましたが横画面にすると特に問題ありませんでした。
使用できなかったものはガソリンスタンドの会員バーコードくらいかとおもいます。
もともと普通のスマホでもシビアなので読めなくてもしょうがないかなといった感じ。
アクションボタン的なものがある
機能を割り振れるiPhoneのアクションボタン的なものが存在します。

自分はライトに設定していたので長押しするだけでライトが点灯してそれはもう便利でした。
メインとして使用するのが難しくなった理由
最高の端末でしたが使用していく中でメインとして使用を続けていくのは難しいと感じた部分を挙げていきます。
バッテリーが持たない
決定打としてはこれです。バッテリーがやはり厳しい。
仕事上外で使用することが多いのでバッテリーはある程度持ってほしいのです。
シングルSIMでの使用の際は割と粘ってくれて、意外とスタミナがあるのでは?
とも思いましたがDSDSに切り替えたところバッテリー持ちがかなり厳しくなりました。
朝満充電で家を出て家に帰るころには20%もしくはカラでした。
急速充電にも対応していないので容量の割に充電にも時間がかかります。
仕事だとまだいいのですが、遊びに行くと帰りの電車はモバイルバッテリーで充電しないと電車に乗れないことも。
カメラの画質が厳しい
解像度だけでみるとこの小ささの割に頑張ってくれているのですがやはり綺麗ではない。
子供がいるのでできるだけ綺麗に残したいところ。
特に明暗差がある場面では暗い部分が映らない。暗いところでは映らない。暗所性能は最悪でした。
ただし考え方を変えると楽しいカメラと化します
トイカメラ的な映りと色味になるのでそう考えると幸せになります。
動画に関しては使える画質ではありませんでした。
作例を三枚ほど。



Webサイトのレイアウトが崩れる
事前情報でわかってはいたのですが、サイトによってはレイアウトが崩れます。
崩れるだけならいいのですがタップしたいところをタップできないことも。
スマホとしては結構致命的でした。
マイナンバー系のサービスに非対応
Androidの利点ともいえるマイナンバーカード系のサービスが非対応。
前期種がPixel7Proだったこともあり、これからの時代に便利に利用できないのは不便に感じました。
eSIMに非対応
これも少し残念なポイントでした。
MVNOのサービスでeSIMだと値段が下がるという利点がありますが、この機種を利用するためにわざわざ物理SIMに切り替えました。
別にどうでもいいような値段差ではあるのですが同じサービスで値段を上げなければならないというのは残念なポイントでした。
モバイルICOCAが使えない
これは予想外だったのですがICOCAが使用できませんでした。サービス対象外ということでアプリを導入できず。
Suicaは利用できるのでまあどうでもいいっちゃいいポイントではあるのですが関西圏に住んでいるのでICOCAのほうが何かと都合がいいのです。
ちなみにSuica利用ではちゃんと利用もできますし、スマートEXではしっかり新幹線も乗ることができました。
Felicaの感度が悪い
上記でSuicaが利用できると言いましたが、感度が微妙に悪い、、、
通常ならタッチするかしないかくらいで反応して通過できるところが1秒以上しっかりタッチしないと反応しなかったり
反応しても一度エラーになってから通過できるなどひやっとする場面が多くありました。常にこんな調子でした。
Bluetoothが切れる
音楽を聴いているとBluetoothのイヤホンがぷつぷつと途切れます。
胸ポケットでは大丈夫なのですがズボンのポケットに入れると途切れる。
画面を体側にすると途切れなかったりするのですがいちいちそんなことを考えてズボンに突っ込まないので使いづらかったです。
SMSが届かない(ことがある)
しっかりと電波がある場所でもSMSが届かないことが高頻度で発生していました。
これは結構困ることがあり、二段階認証などでSMSが多く利用されていますがSMSが届かないがゆえにサービスにログインできないことがありました。
特に旅行先でアクティビティ予約をする際にSMSが届かないということがあり、仕方なくサブのiPhoneに差し替えてどうにかしたということがありました。
Jelly2を使うのに向いている人
結果的に自分の使用スタイルには合わず手放してしまいました。
Jelly2を使うのに向いている人は遠出をしない限られた機能があれば良いという方でしょうか
写真もスナップ程度には十分で、FelicaとQRが使えるので決済も電車も大きな問題はなし。
音楽も聴けてイヤホンジャックもあるのでアダプターなしで有線でも音楽が聴けます。
ランニングやジムでの利用には最適だと思います。
キャッチフレーズでも一時的に大画面から離れるといったワードがありますがそういう限られた使い方だと問題ないかと思います。