こんにちは、ガジェット系ブロガーのつなです。
今回は、クラウドファンディングで話題になったCIO NovaWave SPOT PLUG +Cが届いたので開封し爆速でレビューしていきます。研究に研究を重ねられて制作されたこの小さなデバイスが、あなたのスマホ・ノートPCライフを大きく変えるかもしれません。
クラファンで1291万円を集めた期待の商品

先進的な商品を次々に発売している大人気の充電器メーカーCIOですが、よくクラウドファンディングでも新しい商品を企画して先行して世の中に送り出しています。そんな中2023年6月に企画されたのが完全ケーブルレスでの充電を可能にするワイヤレス充電器、NovaWave SPOT PLUG +Cです。
この商品はワイヤレス充電器にコンセントのプラグをくっつけてしまってコンセントから直接給電することでケーブルレスでの充電を実現する商品です。ありそうでなかった新しい発想の商品ですね。
企画から発送まで約2年
Makuakeで企画されたのは2023年6月

このスケジュールで行くと2024年3月には出資者の手元に届くはずでしたが実際に手元に届いたのは2025年5月末。なんと予定から1年2ヶ月遅れての発送となっています。
開発中の速報を見ていましたが素材の調整や部材の調達、そして充電中の発熱と出力のバランスがかなり難しかったようで調整に手こずっていたようです。この商品はqi2規格に対応させるため協会の認証を通す必要がありますがそこでも苦労したようです。一時期は出力を抑えて企画時よりもスペックダウンした商品になりかけていましたが研究の結果調整に成功したようで元通りの企画通りの商品に完成しました。
返金対応も用意したりとメーカー側はかなり大変だったのではないかと思います。様々な端末やその組み合わせのパターンなど、想定される充電の組み合わせを繰り返しテストして無事企画時通りの商品に仕上がったようです。
開封レビュー
まず開封
紆余曲折ありながらも届いたので早速開封していきます!

首を長くして待っていたこのパッケージ!左側はおまけのポーチをつけてくれたようです。

CIOロゴ入りの止水ジップ採用のなかなかクオリティ高めのポーチ。

何かのイベントでも配っていた商品と同じかと思いますが機能性とサイズ感がちょうど良いようで一部で話題となっていたのでうれしいプレゼントです。
パッケージをチェック
まず表面ですがいつものCIOの商品といった感じのデザインですね

次に裏面です。機能や使い方が簡単に書かれてあります。

底面ですがこの商品の売りでもあるqi2のロゴが書かれてありますね。

開封するとこんな感じ

入っていたのは本商品と説明書類。パッケージに反して商品はかなり小さめです。
持って感じる“良い質感”
本体はこんな感じで丸っこいデザインとなっています。程よい重さで安さを感じない良いもの感が出ていました。上の充電面はラバーっぽい感じの素材でマットな仕上げ。この仕上げが充電する端末の傷つきを抑えるそう。

底面には折りたたみできるコンセントと出力可能なスペックなどが表記されています。下半分はCIO充電器ではおなじみのシボ加工されたプラスチック。

横にはType-Cのポートも装備されている。このポートがいい仕事をすることになる。

実際に充電してみて使用感をチェック
まず充電器からの充電方法として大きく2パターンあります。

本体をコンセントに接続してそのままスマホをくっつけて充電する方法と本体のType-C端子にケーブルを差し込んで通常の充電器として使用する方法との2パターンがあります。
その2つの方法を組み合わせればワイヤレス充電とケーブル充電とで2つの端末を同時充電することもできます。
さらにType-C端子は出力だけでなく入力にも対応しているので何らかの充電器から本製品に接続して単なるワイヤレス化するための先として使用することもできます。
まずはコンセントからの充電

今までにないスタイルでの充電ですがこれ以上スッキリさせることができない素晴らしい使用感。マグネットも強すぎず弱すぎずのちょうどいい強さ。落ちることはありません。iPhoneであれば横向きにさせるとスタンバイモードが使用できるので壁時計ができちゃいます。

上から見るとこれくらいの出幅です。結構出ているように見えますがコンセントが若干上側に配置されているので下側が支えになり重めのスマホでも抜け落ちたりすることはありません。
ケーブルでの使用感もチェック
本体にケーブルを挿せば普通の充電器として使用が可能ですが、別の充電器から給電した場合はこのように使用できます。

ワイヤレスで充電をしながら動画を見るのにちょうどいい角度になってくれます。
本体が小さめに設計されているため若干斜めになるように作られています。

この場合も横で充電すればスタンバイモードが使用できます。
ワイヤレス+有線だとこのように充電できます。

これは便利すぎて他の製品だと物足りないかも、、、
超急速充電などしなければ同時充電でも十分の出力かと思います。
最後にスペックをチェック
各充電方法の組み合わせのスペックは下の通り
出力
- 【Type-Cの有線のみ】最大30W 5V=3A / 9V=3A / 12V=2.5A
- 【ワイヤレス充電のみ】最大15W
- 【ワイヤレス+Type-C有線】最大25W 15W+5V=2A
- 【PPS対応での有線のみ】最大33W 5-11V=3A
入力
- 【AC】100-240V
- 【USB-C】 9V=3A
30Wの出力にも対応しているので小型のノートPCなども充電することができます。
まとめ
写真ではiPhoneを使用していますがAndroidでも問題なくワイヤレス充電可能でした。
qi2を謳っていますがqi2対応機種だけでなくワイヤレス充電に関してはマグネット対応でない機種、qi2対応出ない機種でも難なく充電可能でした。
現状では新しい充電スタイルが確立できる唯一無二のアイテムとなっています。
何よりケーブルがいらないことでケーブル忘れで充電できないということもないですし、コンパクトなので普段使いでも旅行に行くときでもこれ一個持っておけばとりあえず困らないかと思います。
今後はしっかり使用してみて発熱の具合など通常使用したあとのレビューを書きたいと思います。
以上、開封当日のレビューでした。